生産的な海

SH“U”Nプロジェクト

期間:2016年~
機関:国立研究開発法人水産研究・教育機構

(国研)水産研究・教育機構では、消費者が自身の判断によって資源の持続可能性を維持していく活動を支えることを目的に、科学的情報をわかりやすく提供する、SH“U”N (Sustainable, Healthy and “Umai” Nippon Seafood) プロジェクトを2016年より開始しました。「海にいる魚の量や増減」、「海の生態系」、「海での漁業活動」、「漁業を取りまく地域産業や社会」、そして食品としての「健康と安全・安心」などのどれか一つがかけても、水産物を持続的に利用することはできません。 SH“U”Nプロジェクトでは、食卓と海とのつながりを見直し、将来にわたって水産物を食べ続けられるよう、みなさんに考えていただくきっかけをつくる活動を展開していきます。

SH“U”Nプロジェクト ウェブサイト
http://sh-u-n.fra.go.jp/
SH“U”Nプロジェクトにおける水産システムの概念図

ブルーシーフードガイド

期間:2013年~
機関:一般社団法人セイラーズフォーザシー日本支局

激減した魚の資源も適切な管理漁業によって回復することが知られています。ブルーシーフードガイドは、日本の水産資源に対して、漁業の持続可能性を測る国際的な基準をベースに独自の手法を加えて評価を行い、地球にやさしいサステイナブルなシーフードとしてお勧めしています。
ウェブサイトでは、ブルーシーフードをリストアップするだけでなく、それらを使用したお勧めのレシピや、ブルーシーフードを使用したメニューを提供するレストランを紹介しています。漁獲量が豊富で持続可能な水産物を優先的に消費することにより、日本の漁業を支援しながら枯渇した水産資源の回復を促します。

ブルーシーフードガイド 2020 Autumn (Sailors for the Sea Japan, https://sailorsforthesea.jp/common/data/blueseafoodguide.pdf)