生産的な海

海洋資源利用促進技術開発プログラム

期間:2011年~
機関:文部科学省

海洋資源の積極的な開発・利用を推進していくため国産のセンサー等のツールの技術開発を行っています。また、生産性向上のために海洋生物の生理機能を解明し、これまでになかった革新的な生産につなげるための技術の開発や、海洋生物の正確な資源量予測を行うために特定の魚種を取り巻く生態系だけではなく、広く海洋環境全体を捉え生態系を総合的に解明するための研究開発プログラムです。


出典:「文部科学省資料」

マグロ養殖事業におけるIoT・AI実証実験

期間:2018年~
機関:双日株式会社、双日ツナファーム鷹島株式会社、株式会社NTTドコモ、株式会社電通国際情報サービス

マグロ養殖事業において、IoT・AI化によるマグロ養殖ノウハウの可視化を通じ、水産養殖事業の効率性向上を目指しています。
IoT技術を備えたセンサーとアプリケーションにより、水温などのデータを可視化し、AIによりデータの相関性・関連性を分析します。加えて、画像解析技術を活用した個体数の自動カウントにより、養育個体数の把握作業の効率化と正確性を向上させます。
これにより、マグロ生育における給餌量やタイミングなど養育方法の最適化、生簀環境の改善や、適正な出荷量・出荷時期等の決定、売上予測等の精度向上およびコストの適正化などが期待されます。

マグロ養殖事業におけるIoT・AI実証実験の概要