日本政府ODA に基づく
インドネシア沿岸漁村プロジェクト

期間:2017年~

機関:北太平洋海洋科学機構(PICES)、インドネシア技術応用評価庁(BPPT)、国立研究開発法人水産研究・教育機構、東京大学、北海道大学、メイン大学 他

参考:「Final Scientific Report of Building capacity for coastal monitoring by local small-scale fishers」
PICES、https://meetings.pices.int/projects/FishGIS

 インドネシア国の小規模沿岸漁民とともに、スマートフォンを用いた環境・資源モニタリング研究を共同デザイン、共同実施しています。水質や有害プランクトン、漁獲物、違法漁業操業、海洋プラスチックごみの5 つについて、地域の漁業者がスマートフォンで写真撮影し、その地理情報と画像データを本プロジェクトで開発したGISアプリを通じてBPPT等の政府研究機関に転送します。分析結果は地域にフィードバックされます。2023 年からの第3フェーズ(FishPhytOプロジェクト)では、食の安全や津波対策情報など 「安全な海」に関するモニタリング機能の追加や、漁獲物の画像データを基にした簡易な資源分析も実施しています。

アプリケーションのユーザーインターフェイス

漁獲物の画像や IUU 漁業、海ごみ、赤潮発生等のリアルタイム情報の収集