海洋由来の自然災害への対応
期間:2011年~
機関:農林水産省、国土交通省、文部科学省
参考:「海洋由来の自然災害への対策について」(内閣府)
( https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kaiyou/sanyo/dai5/pdf/siryou2-2.pdf )
「日本海溝海底地震津波観測網(S-net)」 ( https://www.seafloor.bosai.go.jp/S-net/ )
「地震・津波観測監視システム(DONET)」 ( https://www.seafloor.bosai.go.jp/DONET/ )
関係各省は、我が国の海洋由来の自然災害への様々な取組を行っています。南海トラフ地震調査研究プロジェクトとして、海域地震活動の把握のための、地震性堆積物や地震データの解析、地震観測に向けた整備、地下構造や断層モデル高度化(文部科学省)、地震・津波観測監視システム(DONET)データを用いた即時津波予測システムの開発、南海トラフ域で起こり得る津波シナリオの検討とそれによって励起される津波の評価、当該システムによる津波予測の精度検証、HFレーダを活用した津波予測の可能性についての検討(文部科学省(JAMSTEC))、日本海溝海底地震津波観測網(S-net)や南海トラフ地震対策のための地
震・津波観測監視システム(DONET)の着実な運用、関係研究機関等と連携した地震及び津波災害における被害低減に資する解析研究(文部科学省(JAMSTEC))、地球深部探査船「ちきゅう」を用いた南海トラフ等での科学掘削調査(スロースリップ現象等のリアルタイム観測、掘削システム、小径ライザーパイプ及びコアリングシステム等の検討・評価)(文部科学省(JAMSTEC))、海岸防災林の整備や、海岸堤防の整備や耐震化、水門等の統廃合、自動化・遠隔操作化等の海岸保全施設等の整備の推進(農林水産省、国土交通省)、「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」を踏まえた、津波・高潮対策や老朽化対策等の推進(国土交通省、農林水産省)、ICT による海岸保全施設の維持管理の効率化についての検討(国土交通省)、都道府県による「高潮浸水想定区域等」の指定等の支援(農林水産省、国土交通省))、港湾等における津波の挙動を予測した津波防災情報図の作成(国土交通省)、「災害時の船舶活用マニュアル策定ガイドライン」の公表や、情報伝達訓練の実施(国土交通省)があります。
- 137 度定線観測
- GEBCO Seabed 2030
- 海洋環境の衛星観測と観測データの公開(1)
- 海洋環境の衛星観測と観測データの公開(2)
- 大気海洋相互作用観測戦略 OASIS
- 西太平洋最強の海流を探る:第2回黒潮・隣接海域共同研究(CSK-2)~科学から社会の安定へ
- One Ocean Network for Deep Observation
- 日本海洋データセンターの運用
- 海洋状況表示システム「海しる」の効果的な運用・機能強化
- 分野横断シナジー創出型ウィンドファームの技術開発・推進
- 「海の次世代モビリティ」による沿岸・離島地域の海域の利活用・保全
- 国際海洋環境情報センター(GODAC)における研究データの集積・発信と行動変容・海洋人材育成への取組み(1)
- 国際海洋環境情報センター(GODAC)における研究データの集積・発信と行動変容・海洋人材育成への取組み(2)
- 日本沿岸の教育・研究施設-臨海実験所と水産実験所など-
- 国際連携による海洋秩序を目指した取組
- 情報収集と公開
- 国際連携による海洋調査とデータ公開