海洋環境細菌を対象とした
マリンバイオテクノロジー(2)
駿河湾の生物資源の多様性を大規模ゲノム解析によって明らかにする
期間:2020年~
機関:早稲田大学先進理工学部生命医科学専攻、マリンオープンイノベーション機構、静岡県/水産・海洋技術研究所、産総研-早稲田CBBD-OIL、東京農工大学大学院工学府生命工学専攻
参考:早稲田大学大学院先進理工学研究科 生命医科学専攻 生命分子工学研究室(竹山研究室)( http://www.takeyama-lab.sci.waseda.ac.jp/ )
日本でもっとも深い湾として有名な駿河湾は、豊かな漁場としても知られています。我々は、駿河湾が有する多様な生態系を、ゲノム情報をもとに明らかにすることを目指し、メタゲノム、シングルセルゲノム、環境DNA などを対象とした大規模解析を実施してきました。駿河湾の複数の地点、水深、季節から海水を採取して配列ビッグデータを取得することにより、魚類から細菌、ウイルスに至るまでの多様な生物の多様性を明らかにしました。また、種々の細菌・ウイルス系統の時空間的な局在や変動を明らかにし、海洋環境の変化に伴う生態系の動的な変化を、大規模ゲノム解析によって検出できることを明らかにしています。
- 137 度定線観測
- GEBCO Seabed 2030
- 海洋環境の衛星観測と観測データの公開(1)
- 海洋環境の衛星観測と観測データの公開(2)
- 大気海洋相互作用観測戦略 OASIS
- 西太平洋最強の海流を探る:第2回黒潮・隣接海域共同研究(CSK-2)~科学から社会の安定へ
- One Ocean Network for Deep Observation
- 日本海洋データセンターの運用
- 海洋状況表示システム「海しる」の効果的な運用・機能強化
- 分野横断シナジー創出型ウィンドファームの技術開発・推進
- 「海の次世代モビリティ」による沿岸・離島地域の海域の利活用・保全
- 国際海洋環境情報センター(GODAC)における研究データの集積・発信と行動変容・海洋人材育成への取組み(1)
- 国際海洋環境情報センター(GODAC)における研究データの集積・発信と行動変容・海洋人材育成への取組み(2)
- 日本沿岸の教育・研究施設-臨海実験所と水産実験所など-
- 国際連携による海洋秩序を目指した取組
- 情報収集と公開
- 国際連携による海洋調査とデータ公開