海洋保護区のための
深海生物モニタリング

期間:2022年~2030年

機関:国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)他

参考:海洋科学の 10年深海生物モニタリングのウェブページ
( https://oceandecade.org/actions/monitoring-of-the-deep-sea-organisms-for-mpas/ )

 海洋生物の多様性は様々な手法でモニタリングされていますが、深海生物のモニタリングにはいくつかの技術的課題が残されており、深海の生物多様性に関する理解は未だ十分ではありません。
  そこで、本プロジェクトではモニタリング装置・手法を考案・改良し、それらを活用した生物多様性調査を実施します。日本の排他的経済水域(EEZ)内の深海を調査し、新たな海洋保護区(MPAs)や自然共 生サイト(OECMs)等の候補に関する知見を収集し、日本の環境省を含む関係者と協議します。その上で、公海におけるMPAs/OECMsの設定に向けた貢献を目指します。
  本プロジェクトは、「国連海洋科学の10年」プログラムである “Marine Life 2030”の傘下にあります。

本プロジェクトで用いる、深海域の効率的なフィールド調査を可能にする小型フリーフォール式ランダー
マンガンノジュールが発達した海底とその上を泳ぐソコダラの仲間