沿岸生態系の保全に向けた国際貢献(3)

コーラル・トライアングルにおけるブルーカーボン生態系と
その多面的サービスの包括的評価と保全戦略(Blue CARES)

期間:2016年6月1日~2023年3月31日

機関:

[国内] 東京工業大学、東京大学・大気海洋研究所、北海道大学、名古屋大学、八戸工業大学、国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所、国立研究開発法人国際農林水産業研究センター 他 [海外] フィリピン大学ディリマン校、インドネシア海洋水産省、バンドン工科大学 他

 本研究は、世界的に見て生物多様性がきわめて高い「コーラル・トライアングル」と呼ばれる地域の中心に位置するフィリピンとインドネシアを対象に、沿岸生態系が蓄える炭素であるブルーカーボンに着目し、沿岸生態系の保全や回復力の強化によるブルーカーボンの増強や、ひいては地球環境改善にも貢献する「ブルーカーボン戦略」を、さまざまな調査やモデル開発・分析に基づいて策定・提言することを主な目的としています。