衛星データを同化した
海洋解析・予測システム(1)

海中天気予報システム

期間:2018年8月~運用中

機関:国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)

参考:「JAXAひまわりモニタ:海中天気予報」(JAXA地球観測研究センター)
( https://www.eorc.jaxa.jp/ptree/ocean_model/index_j.html )

 JAXA が作成した複数の衛星海面水温データを、JAMSTEC が開発した高時空間解像度(約3km、1 時間毎)の日本周辺の領域海洋モデルに融合させ、約10日先までの海洋状況を予測し、Webから定常的に公開しています。これにより、欠損がなく、かつ、海洋内部も含めたデータセットが、水産や運輸、海洋状況監視などの分野に貢献します。

海中天気予報のウェブサイトの例

モデル水温・塩分濃度・海流を表示可能(図は、2023年6月7日5 時(世界時)の海面での塩分濃度及び海流ベクトルを表示)。

海中天気予報のウェブサイトの例

任意の点で、時系列表示や表示データの保存が可能。図は北緯34.5 度、東経138.5 度の点について、2023年5月30日2 時~6 月15 日2 時(世界時)の期間の海面塩分濃度を表示、2023 年台風2 号による河川流出増加の影響が見える。