GEBCO Seabed 2030

期間:2017年~

機関:日本財団

参考:「日本財団ウェブページ」
( https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2020/20200621-45287.html )

 「日本財団-GEBCO Seabed 2030」は、2030年までに全地球の海底地形図を100%完成することを目指し、日本財団とGEBCO(大洋水深総図)が2017年から共同して進めている国際的なプロジェクトです。
 海底地形の把握は、潮汐、海流、津波の予測や海面上昇の予測、さらに船舶の安全航行、海難救助や海洋生物のモニタリングなど、幅広い分野の一助となります。しかし、1903年に世界の海底地形図の作成が着手されてから、本プロジェクトが開始した2017 年までに解明された海底地形はわずか6%でした。本プロジェクトでは、世界中から海底地形データを収集するための体制を築き、2023年時点で地図化された海底地形は24.9% になりました。今後も多様なパートナーと連携し、海底地形図の完成を目指します。

フィヨルド周辺の海底地形

(解像度5,000m×5,000m (上) と100×100m (下) の比較)