安全な海

衛星画像を活用した赤潮の発生予測

期間:2020年~
機関:東京海上ホールディングス株式会社、広島大学、株式会社アクセルスペース、株式会社ハイドロ総合技術研究所

持続可能性の観点から養殖業の重要性が増すなかで、赤潮発生は養殖業の発展を阻害する可能性があると言われています。赤潮の発生メカニズムは未だ十分には解明されておらず、発生予測は困難です。
そこで、人工衛星等から取得する各種環境データ、最先端のAI、および環境データの将来予測のためのシミュレーターを組み合わせることで、赤潮発生予測を研究・開発を実施しています。また、将来的には、養殖業者に対する赤潮発生の事前通知サービスや、赤潮による損害の未然防止・軽減サービスの開発に繋げます。

人工衛星とAIを使った赤潮予測の流れ

「国連海洋科学の10年」の実施内容を検討するワークショップが東京で開催

2021年からの「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年」の開始に向けた、海域ごとの具体的な活動内容の検討に際して、北太平洋及び北太平洋の縁辺海域については日本がホスト国となり、2019年7月31日~8月2日にワークショップを開催しました。北太平洋及び北太平洋縁辺海に面するユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)加盟国を中心に、海洋科学者、政策決定者、産業界、NPO/NGOなど約160名が参加し、実施計画がとりまとめられました。