夢のある魅力的な海

海洋教育研究拠点形成事業及び全国海洋教育サミットの開催

期間:2013年~
機関:東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター、公益財団法人日本財団

東京大学と全国自治体とが協定を結び、初等中等教育における海洋リテラシー教育の展開を協同して進めています。一例として、宮城県気仙沼市では市の教育施策として、就学前教育から高校までの体系的なカリキュラム構築を進めており、沖縄県竹富町では町の教育施策として、海洋教育基本計画を策定するなど、地域全体での体制づくりを進めています。最終的に、地域発の海洋リテラシーの構築を目指しています。現在、海洋教育研究拠点は、上記の二つをふくめ、全国に4カ所、設置されています。
また、全国の海洋教育の実践者や研究者、児童・生徒など、約500名が一堂に会し、海洋教育について議論するイベントを、年に一度開催しています。このサミットでは、参加者同士が自分たちの実践事例や研究について発表・交流し、さまざまな疑問や課題について意見交換をすることで、海洋教育の促進とネットワーク構築を図っています。

第7回全国海洋教育サミット(2020年2月15日)の様子
参考:「東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター」ウェブサイト(https://www.cole.p.u-tokyo.ac.jp/

海で活躍する女性のためのプロジェクト

日本の海洋に関する職場は、女性の割合が低く、特に海に出る仕事がある職場ではとても低くなっています。国土交通省「輝け!フネージョ」、水産庁「海の宝!水産女子の元気プロジェクト」、海上保安庁での女性海上保安官の職域拡大と役職就任の増加、海洋研究開発機構の女性管理職の増加、いずれも女性の就労および活躍の推進を支援します。

国交省冊子
水産庁ウェブサイト
海上保安学校ウェブサイト