万人に開かれた海

分野横断シナジー創出型ウィンドファームの技術開発・推進

期間:2013年~,   機関:一般社団法人海洋産業研究会 他

SDGsで強調されているネクサスアプローチを海で実現する具体的な取組みです。洋上風力発電を通じた海洋エネルギー開発事業と、水産資源保全、養殖業振興、温室効果ガス削減・吸収、海洋環境モニタリング、海洋監視、海洋レジャー・海洋教育振興など他セクターの活動とのシナジー創出にむけた技術開発を提案します。アジア太平洋諸国やアフリカ沿岸国など、食文化や雇用構造上水産業が重要な国・地域にとっては非常に有用な技術です。

着床式(左)浮体式(右)洋上ウィンドファームにおける漁業協調メニュー
参考:(一社)海洋産業研究会ウェブサイト(https://www.rioe.or.jp/

「海の次世代モビリティ」による沿岸・離島地域の海域の利活用・保全

期間:2020年~
機関:国土交通省、水産庁、環境省 他

我が国沿岸海域の利活用・保全に係る課題を新技術により解決することを目指し、ASV(小型無人ボート)や、いわゆる海のドローンとして活用が期待されるAUV(自律型無人潜水機)、ROV(遠隔操作型無人潜水機)といった「海の次世代モビリティ」の活用促進に向けた取組みを行っています。
2020年度は、「海の次世代モビリティ」活用に向けた環境整備を促進するため産学官協議会を開催し、技術シーズとニーズのマッチングのための情報交換を実施しました。2021年度からは、協議会での議論を踏まえて、社会実装に向けたパイロット・プロジェクトの実施等、早期の社会実装を実現するための取組みを進めます。

ASV 小型無人ボート
AUV 自律型無人潜水機
ROV 遠隔操作型無人潜水機
出典:「海の次世代モビリティの活用促進について」
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/ocean_policy/content/001371247.pdf