国際連携による海洋調査とデータ公開
期間:2018年~
機関:文部科学省、農林水産省、水産研究・教育機構、国土交通省、JAMSTEC
参考:「政府間海洋学委員会(IOC)分科会」(文部科学省HP)
( https://www.mext.go.jp/unesco/002/006/002/011/1349711.htm )
海洋を取り巻く厳しい安全保障情勢、頻発する海難事故や海洋由来の自然災害、海洋環境の汚染等の諸課題に対応していくため、海洋に関する様々な事象を常に把握する必要があります。また、諸外国と連携して調査観測を行っていくことが「開かれた海洋」を実現するためにも必要不可欠です。国際連携による海洋調査とデータ公開に関する取り組みとしては、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)政府間海洋学委員会(IOC)の中期計画や「国連海洋科学の10年」の推進について議論、G7海洋の未来ワーキンググループへの参画(文部科学省)、アルゴ計画への積極的な貢献や、IOCの国際海洋データ・情報交換システム(IODE)における連携データユニット(ADU)日本拠点としての海洋生物の分布情報の集積・公開(文部科学省)、海洋生物地理情報システム(OBIS)の日本ノードの担当(JAMSTEC)、北太平洋海洋科学機関(PICES)の活動への参画(水産研究・教育機構(農林水産省))、IOCの下で実施されている国際海洋炭素観測連携計画(IOCCP)と、世界気候研究計画(WCRP)の下で実施されている気候の変動性及び予測可能性研究計画(CLIVAR)の下に設立された全球海洋各層観測調査プログラム(GO-SHIP)及びアルゴ計画への参画・貢献(国土交通省)、「持続可能な開発のための国連海洋科学の10年」推進(文部科学省)等があります。
- 137 度定線観測
- GEBCO Seabed 2030
- 海洋環境の衛星観測と観測データの公開(1)
- 海洋環境の衛星観測と観測データの公開(2)
- 大気海洋相互作用観測戦略 OASIS
- 西太平洋最強の海流を探る:第2回黒潮・隣接海域共同研究(CSK-2)~科学から社会の安定へ
- One Ocean Network for Deep Observation
- 日本海洋データセンターの運用
- 海洋状況表示システム「海しる」の効果的な運用・機能強化
- 分野横断シナジー創出型ウィンドファームの技術開発・推進
- 「海の次世代モビリティ」による沿岸・離島地域の海域の利活用・保全
- 国際海洋環境情報センター(GODAC)における研究データの集積・発信と行動変容・海洋人材育成への取組み(1)
- 国際海洋環境情報センター(GODAC)における研究データの集積・発信と行動変容・海洋人材育成への取組み(2)
- 日本沿岸の教育・研究施設-臨海実験所と水産実験所など-
- 国際連携による海洋秩序を目指した取組
- 情報収集と公開
- 国際連携による海洋調査とデータ公開