国際連携による海洋秩序を目指した取組
国際連携による開かれ安定した海洋秩序を目指した取組
期間:1982年~(国連海洋法条約の採択)
機関:外務省、文部科学省(文部科学省)、農林水産省、内閣府
参考:「海洋の国際法秩序と国連海洋法条約」(外務省)
( https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kaiyo/law.html )
我が国は、石油や鉱物等のエネルギー資源の輸入のほぼすべてを海上輸送に依存しています。力ではなく、法の支配に基づく海洋秩序に支えられた「自由で開かれ安定した海洋」は、日本のみならず国際社会全体の平和と繁栄に不可欠です。我が国ではこのような海洋秩序を促進する取組を実施してきています。例えば、第4回日中高級事務レベル海洋協議(令和 5 年 10 月)の開催(外務省)、第 5 回日・フィリピン海洋協議(令和 5 年3月)の開催(外務省)、第16回日仏包括的海洋対話(令和5年2月)の開催(外務省)などがあります。さらに「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)の概念及び日本の取組についてまとめたパンフレット及び動画(日本語及び英語)のウェブサイト上への掲載(外務省)、令和5年3月に東京で開催された北極サークル日本フォーラムにおける北極域研究加速プロジェクト(ArCSⅡ)のセッションで、社会に向けた科学技術協力と連携等、日本の北極政策の取り組み等について紹介を行い、世界に向けての情報発信も行なっています。令和3年6月に発効した「中央北極海における規制されていない公海漁業を防止するための協定」の第1回締約国会議における、科学的な調査やモニタリング計画の策定などに向けた議論等、「法の支配」に基づく国際ルール形成に積極的に参画しています(文部科学省、外務省、農林水産省)。海洋問題に関する政府、民間、科学者相互の交流国際会議であるアワオーシャン会合では、日本の海洋に関する具体的施策を発表しています(内閣府)。
- 137 度定線観測
- GEBCO Seabed 2030
- 海洋環境の衛星観測と観測データの公開(1)
- 海洋環境の衛星観測と観測データの公開(2)
- 大気海洋相互作用観測戦略 OASIS
- 西太平洋最強の海流を探る:第2回黒潮・隣接海域共同研究(CSK-2)~科学から社会の安定へ
- One Ocean Network for Deep Observation
- 日本海洋データセンターの運用
- 海洋状況表示システム「海しる」の効果的な運用・機能強化
- 分野横断シナジー創出型ウィンドファームの技術開発・推進
- 「海の次世代モビリティ」による沿岸・離島地域の海域の利活用・保全
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- 国際海洋環境情報センター(GODAC)における研究データの集積・発信と行動変容・海洋人材育成への取組み(2)
- 日本沿岸の教育・研究施設-臨海実験所と水産実験所など-
- 国際連携による海洋秩序を目指した取組
- 情報収集と公開
- 国際連携による海洋調査とデータ公開