能力向上支援
政府開発援助(ODA)、海上法執行能力
期間:1954年~
機関:外務省(本省、JICA)、国土交通省、内閣府、防衛省、環境省、日本財団、国際法学会
参考:「ODA政府開発援助」外務省 ( https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index.html )
我が国は、自由で豊かで安定した国際社会の実現やシーレーンの安全の確保等に向け、政府開発援助(ODA)の戦略的・効果的活用を図りながら開発協力を展開し、海上法執行能力の強化支援等の取組を行っています。具体的には、ODA による能力向上支援(外務省)、海上法執行能力等向上支援(国土交通省)、東南アジアや南アジア、ソマリア周辺国、西アフリカ、大洋州等の国々に対する法執行能力向上のための支援や、「海上犯罪取締り」来日研修の実施(外務省、国土交通省)を行っています。また、国連薬物・犯罪事務所(UNODC)グローバル海上犯罪プログラム(GMCP)を通じた、インド太平洋諸国等の海上法執行能力向上への貢献(外務省)、我が国のシーレーンの要衝を占める戦略的に重要な地域に位置する ASEAN 諸国に対する、「ビエンチャン・ビジョン2.0」に基づいた能力構築支援や共同訓練・演習及び防衛装備・技術協力などの協力や、日米・日豪間における多国間の枠組での協力の強化(防衛省)、太平洋島嶼国との協力に関する同志国連携の枠組みである「ブルーパシフィックにおけるパートナー(PBP)」の立ち上げ等、国際機関や多国間での協力も展開しています。加えて、IUU漁業対策・海洋及び環境の保護に関する意見交換の実施(外務省)、海洋科学調査の実施を題材とした国際法模擬裁判「アジア・カップ」の開催(国際法学会、日本財団)、太平洋島嶼国に発生する高潮・高波などの気候変動影響評価手法の改善や、沿岸域の浸水ハザードマップの作成支援(環境省)、太平洋島嶼国等への島の保全・管理や漁業資源の管理等に関する能力構築支援(外務省、農林水産省、環境省)、気象衛星ひまわりの観測データの諸外国への提供、リクエストに基づく機動観測の実施(国土交通省)、近隣諸国との「捜索救助訓練」や「捜索救助通信訓練」、「ワークショップ」等(国土交通省)も行っています。
- 137 度定線観測
- GEBCO Seabed 2030
- 海洋環境の衛星観測と観測データの公開(1)
- 海洋環境の衛星観測と観測データの公開(2)
- 大気海洋相互作用観測戦略 OASIS
- 西太平洋最強の海流を探る:第2回黒潮・隣接海域共同研究(CSK-2)~科学から社会の安定へ
- One Ocean Network for Deep Observation
- 日本海洋データセンターの運用
- 海洋状況表示システム「海しる」の効果的な運用・機能強化
- 分野横断シナジー創出型ウィンドファームの技術開発・推進
- 「海の次世代モビリティ」による沿岸・離島地域の海域の利活用・保全
- 国際海洋環境情報センター(GODAC)における研究データの集積・発信と行動変容・海洋人材育成への取組み(1)
- 国際海洋環境情報センター(GODAC)における研究データの集積・発信と行動変容・海洋人材育成への取組み(2)
- 日本沿岸の教育・研究施設-臨海実験所と水産実験所など-
- 国際連携による海洋秩序を目指した取組
- 情報収集と公開
- 国際連携による海洋調査とデータ公開