きめ細かな海流・海水温の情報提供で沿岸防災に貢献

期間:2020年~

機関:気象庁

参考:「表層水温・海流実況図」(気象庁)
( https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaikyou/kaikyou/tile/jp/index_subsanl.html )

 気象庁では、沿岸域におけるより詳細な海流・海水温が把握可能な日本沿岸海況監視予測システム(MOVEJPNシステム)を開発しました。MOVE-JPNシステムは、従来10kmの格子で予測していた海流や海水温を2kmの高解像度で予測します。日本沿岸域の海流や海水温の変動を詳細に予測することで、沿岸の潮位変動の予測が可能となりました。
 MOVE-JPNシステムの運用開始に合わせ、異常潮位に関する情報の改善を行い、さらにきめ細かな海流・海水温データの利活用のため情報提供を行っていきます。

システムの模式図
詳細に再現可能となった海面水温分布